東京農業大学、昆虫機能開発研究室の最新ニュースをお届けします。


by insectech
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第二回トークセッション

先日の土曜日に東京農業大学
「食と農」の博物館にて
第二回トークセッション「昆虫ロボットの未来」が
東京大学先端科学技術研究センターの
神崎 亮平先生をゲストにお呼びして行われました。

神崎先生は昆虫(特にカイコ)の脳を研究して
昆虫の脳の仕組みをコンピュータにつくる
つまり、昆虫の脳の仕組みで動くロボットを
開発しようと研究している方です。
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カイコ蛾は遠く離れたところにいるメスの
フェロモンを感じとる事が可能で、
神崎先生はこの機能を利用し
カイコの頭を体から完全に分離させ、
頭はカイコ体はロボットという
サイボーグ昆虫を作り出しました。

更に神崎先生はスーパーコンピュータ「京」を
使い昆虫の脳のシミュレーションを行い、
昆虫の脳の仕組みをロボットに入れることで
匂いを探知するロボットの開発に成功しました。

匂いという切り口から災害救助、麻薬探知などに
この昆虫の脳の仕組みを利用したロボットを
応用できるとお話いただきました。
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トークセッションでは長島先生と神崎先生との
共通点である、カイコを使う理由などで盛り上がり
ました。また来場者の昆虫以外での応用は可能なのか
という質問に対して、神崎先生は「脳をつくる」ことが
可能になるお話をして頂き大変濃い時間となりました。

工学も生物学もこれからはボトムアップ型で
研究を進めていかないと良いものは得られない
という先週の下村先生とのトークセッションでも
出てきた結論で第2回トークセッションは終わりました。

次のトークセッションは1月24日(土)です。
このブログで告知いたしますので
お楽しみに!!

ブログ係 矢部
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by insectech | 2014-12-23 14:56 | 出来事 | Comments(0)