第三回トークセッション
2015年 02月 07日
1月24日の土曜日
「食と農」の博物館にて
第三回目のトークセッションが開催されました。
今回のテーマは「昆虫の雑学に学ぶ」としまして、
国立科学博物館 元研究員の
友国 雅章さんを講師としてお迎えさせていただきました。
内容としましては、昆虫等の生物の
形態的、生態的な特徴を利用し人間の
生活に生かして行くというバイオミメティクスの
基本的な理念解説から、日本ではどのような研究が
行われているか?
それに国立科学博物館がどのように携わって
きたか等を説明していただき、初めての方にも
非常に分かりやすい内容だったように思います。
国立科学博物館ではその標本の貯蔵数を
生かし、それをサンプルとしてSEMで観察
することで多くの生物の構造上の特徴を画像
として記録しているそうです。
第三回目ということもあり、一、二回目よりも
さらに多くのお客様に来ていただけました!
友国さんの最終的な夢は、バイオミティクスにより
植物の光合成のような持続可能なエネルギー源を
作ることで、その研究は既に大分進んでいるようです。
現在最も使用されている火力発電のエネルギー変換率が
30%であるのに対し光合成のエネルギー変換率は60%
もあるそうです。単純計算ですが、今までの2倍もエネルギー
を生み出す事のできる技術、実現すれば今日本が抱えている
エネルギー問題も全て解決することができるのではないでしょうか?
先生とのお話の中では、やはり
第一、二回のトークセッションでも話題にあがっていたような
異分野連携、未来を担っていく若者をどう育てていくかという
内容になり、私たち研究室員もこれからの未来について
深く考えて行かねばと感じました。
講演後には福島県矢吹町で収穫された
「矢吹米」の無料配布が行われました。
矢吹米は私たちの研究室で開発されたカブトエビによる
無農薬農法で作られたお米です。
矢吹町と東京農業大学が連携し、地元の子どもたち、
ぐるぐるノーカーズさんと私たちの研究室が共に
農業の楽しさ、大変さを学びながら育てて来ました。
ネットでも購入することが出来るので是非ご賞味ください!
今回の講演で三回に渡っておおくりしました
~バイオミメティクスを超えて~ 展示
におけるトークセッションは全て終了となります。
三回の講演の中、講師としてお越しいただきました
下村正嗣先生、神崎亮平先生、友国雅章先生
におかれましてはご多忙の中、貴重なお時間を
割いていただき誠にありがとうございました。
各回とも普段は絶対に聞くことのできない貴重な
お話で毎回夢のような内容にワクワクが
止まらず、とても良い刺激を受ける事ができました。
これからも研究室員一同精進して参りますので、
今後、機会がありましたらご指導ご鞭撻のほど
よろしくお願い致します。
また、今までの講演にお越し頂きました皆さまにおかれましては
講演を聞いて何か一つでも得るものがありましたら幸甚です。
これからも長島先生はこのような講演活動を
続けていく予定ですので、今回で興味をお持ちになった方も、
都合によりお越しいただけなかった方も是非是非ご参加下さい!
ブログ係 石塚がおおくりしました。
「食と農」の博物館にて
第三回目のトークセッションが開催されました。
今回のテーマは「昆虫の雑学に学ぶ」としまして、
国立科学博物館 元研究員の
友国 雅章さんを講師としてお迎えさせていただきました。
内容としましては、昆虫等の生物の
形態的、生態的な特徴を利用し人間の
生活に生かして行くというバイオミメティクスの
基本的な理念解説から、日本ではどのような研究が
行われているか?
それに国立科学博物館がどのように携わって
きたか等を説明していただき、初めての方にも
非常に分かりやすい内容だったように思います。
国立科学博物館ではその標本の貯蔵数を
生かし、それをサンプルとしてSEMで観察
することで多くの生物の構造上の特徴を画像
として記録しているそうです。
第三回目ということもあり、一、二回目よりも
さらに多くのお客様に来ていただけました!
友国さんの最終的な夢は、バイオミティクスにより
植物の光合成のような持続可能なエネルギー源を
作ることで、その研究は既に大分進んでいるようです。
現在最も使用されている火力発電のエネルギー変換率が
30%であるのに対し光合成のエネルギー変換率は60%
もあるそうです。単純計算ですが、今までの2倍もエネルギー
を生み出す事のできる技術、実現すれば今日本が抱えている
エネルギー問題も全て解決することができるのではないでしょうか?
先生とのお話の中では、やはり
第一、二回のトークセッションでも話題にあがっていたような
異分野連携、未来を担っていく若者をどう育てていくかという
内容になり、私たち研究室員もこれからの未来について
深く考えて行かねばと感じました。
講演後には福島県矢吹町で収穫された
「矢吹米」の無料配布が行われました。
矢吹米は私たちの研究室で開発されたカブトエビによる
無農薬農法で作られたお米です。
矢吹町と東京農業大学が連携し、地元の子どもたち、
ぐるぐるノーカーズさんと私たちの研究室が共に
農業の楽しさ、大変さを学びながら育てて来ました。
ネットでも購入することが出来るので是非ご賞味ください!
今回の講演で三回に渡っておおくりしました
~バイオミメティクスを超えて~ 展示
におけるトークセッションは全て終了となります。
三回の講演の中、講師としてお越しいただきました
下村正嗣先生、神崎亮平先生、友国雅章先生
におかれましてはご多忙の中、貴重なお時間を
割いていただき誠にありがとうございました。
各回とも普段は絶対に聞くことのできない貴重な
お話で毎回夢のような内容にワクワクが
止まらず、とても良い刺激を受ける事ができました。
これからも研究室員一同精進して参りますので、
今後、機会がありましたらご指導ご鞭撻のほど
よろしくお願い致します。
また、今までの講演にお越し頂きました皆さまにおかれましては
講演を聞いて何か一つでも得るものがありましたら幸甚です。
これからも長島先生はこのような講演活動を
続けていく予定ですので、今回で興味をお持ちになった方も、
都合によりお越しいただけなかった方も是非是非ご参加下さい!
ブログ係 石塚がおおくりしました。
by insectech
| 2015-02-07 05:48
| 出来事