東京農業大学、昆虫機能開発研究室の最新ニュースをお届けします。


by insectech
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第三回トークセッション

1月24日の土曜日
「食と農」の博物館にて
第三回目のトークセッションが開催されました。

今回のテーマは「昆虫の雑学に学ぶ」としまして、
国立科学博物館 元研究員の
友国 雅章さんを講師としてお迎えさせていただきました。
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内容としましては、昆虫等の生物の
形態的、生態的な特徴を利用し人間の
生活に生かして行くというバイオミメティクスの
基本的な理念解説から、日本ではどのような研究が
行われているか?
それに国立科学博物館がどのように携わって
きたか等を説明していただき、初めての方にも
非常に分かりやすい内容だったように思います。
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国立科学博物館ではその標本の貯蔵数を
生かし、それをサンプルとしてSEMで観察
することで多くの生物の構造上の特徴を画像
として記録しているそうです。

第三回目ということもあり、一、二回目よりも
さらに多くのお客様に来ていただけました!
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友国さんの最終的な夢は、バイオミティクスにより
植物の光合成のような持続可能なエネルギー源を
作ることで、その研究は既に大分進んでいるようです。


現在最も使用されている火力発電のエネルギー変換率が
30%であるのに対し光合成のエネルギー変換率は60%
もあるそうです。単純計算ですが、今までの2倍もエネルギー
を生み出す事のできる技術、実現すれば今日本が抱えている
エネルギー問題も全て解決することができるのではないでしょうか?


先生とのお話の中では、やはり
第一、二回のトークセッションでも話題にあがっていたような
異分野連携、未来を担っていく若者をどう育てていくかという
内容になり、私たち研究室員もこれからの未来について
深く考えて行かねばと感じました。
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講演後には福島県矢吹町で収穫された
「矢吹米」の無料配布が行われました。

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矢吹米は私たちの研究室で開発されたカブトエビによる
無農薬農法で作られたお米です。
矢吹町と東京農業大学が連携し、地元の子どもたち、
ぐるぐるノーカーズさんと私たちの研究室が共に
農業の楽しさ、大変さを学びながら育てて来ました。
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ネットでも購入することが出来るので是非ご賞味ください!



今回の講演で三回に渡っておおくりしました
 ~バイオミメティクスを超えて~ 展示
におけるトークセッションは全て終了となります。

三回の講演の中、講師としてお越しいただきました
下村正嗣先生、神崎亮平先生、友国雅章先生
におかれましてはご多忙の中、貴重なお時間を
割いていただき誠にありがとうございました。

各回とも普段は絶対に聞くことのできない貴重な
お話で毎回夢のような内容にワクワクが
止まらず、とても良い刺激を受ける事ができました。

これからも研究室員一同精進して参りますので、
今後、機会がありましたらご指導ご鞭撻のほど
よろしくお願い致します。

また、今までの講演にお越し頂きました皆さまにおかれましては
講演を聞いて何か一つでも得るものがありましたら幸甚です。

これからも長島先生はこのような講演活動を
続けていく予定ですので、今回で興味をお持ちになった方も、
都合によりお越しいただけなかった方も是非是非ご参加下さい!


ブログ係 石塚がおおくりしました。
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by insectech | 2015-02-07 05:48 | 出来事 | Comments(0)