東京農業大学、昆虫機能開発研究室の最新ニュースをお届けします。


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奄美大島訪問の巻

3月11日~13日
長島教授含む昆虫機能開発研究室4名で奄美大島へ訪問してきました!

今回の目的は、私たちの研究室と深い縁のあるアーダンシルク化粧品株式会社様の研究所訪問でした。

空港を降りると
アーダンシルク化粧品株式会社の社長
西 博顯さんをはじめ、三人の従業員の方がお出迎えに来てくださいました。


わたしは初めての奄美大島ということもあり、大変心強く感じました!


空港から車を走らせていると、ソテツのどの南国の植物の合間から真っ白な建物が見えてきました。私たちは最初、龍郷町にあるアーダンの研究所にお邪魔しました。


研究施設とは思えないほどのおしゃれな内装に感動して、西社長に理由を尋ねると、お客様が訪れられるためそのような設計にしてあるとおっしゃっていました。


長島教授も大変気に行った様子で、講演会や、勉強会などを開催し、広くこの施設のことを知ってもらえたら、と考えていたようです。


次にアーダン化粧品株式会社の本社に訪れました。
暖色系の内装に、女性らしさを感じました。
余談ですが、アーダンには社長含め男性従業員が10名ほどしかいないそうです。
女性が使う化粧品、作る上でもやっぱり女性が活躍しているんですね!


一日目の最後は、奄美大島の居酒屋さんで二日目以降の予定の打ち合わせを行いました!
個人的に、奄美大島の居酒屋さんに置いてあった黒糖焼酎の種類の多さに驚きました。
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↑奄美大島では基本黒糖焼酎しか飲まないんだとか!


2日目はかなりタイトなスケジュールで、様々な場所に訪問しました。

最初に訪れたのは大島支庁!
長島教授、西社長、学生が、アーダンの化粧品や大島紬などに用いられているシルクについて大島支庁長 本 重人さんと話し合いをさせていただきました。


私は聞いているだけで終わってしまったのですが、教授の第一次シルク産業から、第二次シルク産業へ、という説明に本さんが大きくうなずいていたのが印象に残っています。


更にその後、龍郷町役場も訪問しました。
そこでは龍郷町長の徳田 康光さん、副町長の平 岡正さんと共に話し合いをさせていただきました。


龍郷町は、大島紬に深くかかわっており、龍郷柄と呼ばれる柄があるほどです。
そのため、話し合いを行った部屋の内装にもところどころに大島紬が展示されており、とても豪華でした。
更にこの龍郷町にはアーダンの研究所もあるので、西社長、長島教授ともとても話が弾んでいる様子でした。


またまた余談ですが、奄美大島で捕獲されたハブはここに持っていくと3000円の報酬?がもらえるそうです。
町役場の職員さんに、ハブの説明&実物を見せてもらい足がすくみっぱなしでした……
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↑ハブを捕まえる様子、目がコワい…

ここまでで、2か所の役場に訪れてのですが、その背景には西社長と長島教授の考えがあってのことなのです。


シルクは、日本が発展するうえでとても大きな貢献をしてきました。しかし近年安価な化学繊維の台頭により、その需要は減少傾向にあります。しかし、シルクの技術は未だに日本が世界をリードしているのです。せっかく培った技術をこのまま失くしてしまうのはもったいない!ということで日本初のシルクロード、ニューシルクロードを創ろうじゃないか!
そのためには、まず日本国内でシルクを通じた地域活性化が大切だという考えがあってのことでした。

私のつたない文章では伝えきれませんが、私も今回、様々な話し合いの中で、西社長や長島教授の熱い思いが少しずつ分かってきたように感じます。


2日目最後はラジオ収録!
あまみエフエム・ディ!ウェイヴさんにお邪魔しました。
収録は終始和やかな雰囲気のなかで行われ、長島節もいかんなく発揮されていました!

放送日、放送時間はhttp://www.npo-d.org/timetable.htmlよりご確認ください!
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↑取材風景!話を引き出すのがとってもうまいパーソナリティーさんでした!

そしていよいよ最終日!
私たっての希望で、黒糖焼酎を作っている酒造会社 奄美大島酒造さんの工場見学に行きました!

工場長の伊勢 員尚さんに案内して頂き、丁寧&わかりやすい説明でものすごく楽しかったです!


工場に入ると、まったりとした黒糖と、アルコールの入り混じった香りが立ち込めていました。
また、ここ奄美大島酒造さんでは、奄美大島で採れた黒糖のみを使用して焼酎を作っているそうで、工場長の、「多少高くなっても、大島産を使いたい」という言葉に、熱いこだわりを感じました。


工場見学にきたつもりが、長島教授がよく言っていた、“地域と企業の繋がり” を感じることになりました。


見学を終えた後、たくさんの焼酎の試飲もさせてもらいました!
私のお勧めは、「浜千鳥乃詩ゴールド」です!
仕込んだ焼酎を5年以上樫の樽で熟成させた一品で、ウィスキーやブランデーのようにほんのりと黄金色に色づいた焼酎は、40度というアルコール度数を感じさせないほど、口当たりがまろやかで、飲み口もさっぱりとしているので、どんな料理にも合うと思います!機会がございましたらぜひ飲んでみてください!
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↑工場長と記念撮影!

焼酎の試飲で気分が良くなった後は、大島紬村にお邪魔しました。
そこでは、気の遠くなるような工程が繰り返され、大島紬が織られており、日本人のこだわりや技術力の高さに、改めて感動しました。
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↑熱心?に大島紬の糸を眺める長島先生

そんなこんなであっという間に3日間が過ぎ、神奈川へ戻ってきました。


今回の旅で、特に印象に残ったことは、奄美大島の人たちの地域に対する親しみの深さでした。


奄美大島に本社を構えるアーダン化粧品株式会社の西社長の、奄美大島と一緒になって、何かをやりたい!という熱い気持ちをはじめ、町役場の皆さんの奄美に対する思い、地域に密着したラジオ局の放送、奄美大島産の黒糖しか使わないという、奄美大島酒造さんのこだわり、様々な体験をさせていただき、その中で、「この人たちは本当に奄美大島が好きなんだ」と感じました。


ここまで島民愛にあふれる奄美大島、これからもっともっと面白い地域になっていってほしいと思います!


また、奄美大島を案内して下さったアーダン化粧品株式会社 西社長をはじめ、職員の方々にこの場を借りてお礼申し上げます。

昆虫機能開発研究室 4年 面高がおおくりしました。
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by insectech | 2015-04-01 15:18 | 活動記録 | Comments(0)