東京農業大学、昆虫機能開発研究室の最新ニュースをお届けします。


by insectech
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「与謝野・群馬県支部校友会」を終えて~富岡製糸場見学~

長島先生と三年生ちびっ子たち(先生曰く)、与謝野町からの群馬講演お疲れ様でした!


与謝野シンポジウムは西日本全体を襲った記録的な大雪のため中止となり、残念でなりません...

一行の到着後鉄道は止まり、十数時間身動きが取れなかったそうです。
雪で埋もれた道なき道をかき分けて行く車中は、なんともアトラクションさながらの迫力だったとか。

せめて観光だけでも!という思いで拝んだ「天橋立」。
それはそれは美しいホワイトアウト現象で、何も見えなかったそうです...。

遺憾な結果とはなってしまいましたが、これはこれでなかなかできない経験。
一行はそう噛み締めて残念会を行い、翌日は気持ちを切り替えて群馬へ向かったそうです。

次回イベントの目処はまだ立っていないようですが、
今回企画していたほどの規模とはいかずとも、シンポジウム再挑戦の可能性はあるそうです。
情報が入り次第お伝えしてまいります。





翌2月12日は無事に農大校友会群馬支部総会の講演を行うことが出来ました。

講演では「バイオエコノミー戦略」をテーマに、

 アメリカと同じエネルギー消費を全世界の人がした場合、地球は5つないと供給が足りない!
 枯渇はいつするのか...諸説あるもののいずれは必ずなくなる石油。新たな資源活用には戦略が必要。
 太陽光エネルギー以外を注ぎ過ぎ...農業に使われるバーチャルオイルはきゅうり1本60㏄!?

などなど、先生が企業や団体に向けてよく行う内容に加え、
実際に「生物資源」としてそのアイディアや生活様式、構造、生産物が利用されているカタツムリ、タマムシ、クモなどを紹介。

特にここは世界遺産「富岡製糸場」を有する群馬県ですから、
シルクの現状と今後のお話には力が入っていました。


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講演会場の様子。



総会のあとの懇親会には学生たちも参加しました。

林業をはじめ様々なご職業の農大OB・OGの方がいらしたそうで
特に校友会創立当初の会員の方が多く、当時の様子を伺えて有意義な交流が図れたと言います。


そしてちびっ子たちは一足先に会場を後にし...
すこし離れた富岡製糸場へ足を運びました。

私も、大学でシルクを研究しているというと
「富岡製糸場行ってきたよ!」と話題を振っていただくことがあるのですが

正直、世界遺産…なの?というような微妙な反応であることが多いのです。
もう少しこうした方がいいと思う、とご意見を伺うことも。


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工場内の様子。



今回見学に行ったメンバーの一人は、前回の見学から数年経っていたそうですが
着実に活性化は進んでいるようです。

市で募っている「富岡市地域おこし協力隊」の方々を中心に構想を練っているようで
以前はなかったカイコの生体展示が行われていたようです。



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生き物がいる、というだけで随分と温かみや現実感が増します。

未だ桑の葉を食べているイメージの強いカイコですが
こうして人工飼料の紹介を兼ねているとちょっとした豆知識にもなりますね。


しかしまだ歴史や生地についての展示が殆どでカイコ自身の情報は少なく、
また子供向けな印象の展示が多いため、一般観光客に向けての企画も今後の期待といえそうです。



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そしてこちら、

シルクの新しい姿を捉え第二次養蚕業の構図を考える...まさに長島先生がお考えの展望なのですが
展示会場ではこの文章が掲示されているのみで、少し残念です。

我々ももう少し連携を強めていく必要がありそうですね。
 


さて、一通り見学も済んだし
そろそろ閉館時間なので帰りに近くのお店で一服...と考えている方は少し注意が必要です。

製糸工場付近には女工さんの姿で販売をしているお店や
様々なシルク、桑関連の商品を扱うお店が出ているのですが
なんとそのほとんどが製糸場の閉館とほぼ同時に閉店してしまうのです。
観光には時間配分を考える必要がありそうですね。


13日は日曜日ということもあり観光の方は多く、特に年配の方が目立ったそうです。
駐車場が近くにないため、来館の際には電車のご利用をお勧めします。





富岡市では来月17日に「絹のみち未来サミット」が開催予定で
長島先生もご招待いただいています。

富岡市における先生の次回公演は4月との情報が入っておりますので
詳細が分かり次第お知らせいたします!


今回は参加者からの取材をもとに記事を書きましたが...
次回は自分の言葉で書けるよう、是非私も同行したいと思います。





以上、広報担当佐々木がお送りいたしました。




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by insectech | 2017-02-15 04:53 | 出来事 | Comments(0)